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2016/05/17

GMG OpenColorの新バージョン2.0.4は、GMG ColorServerやパッケージ エディタ、Adobe Photoshopで使用するための分解プロファイルを提供


ユーザーは、オーバープリントによる色予測機能を実現するGMG OpenColorの恩恵を受けることが可能。

テュービンゲン(2016年5月11日) – ハイエンド カラーマネージメント ソフトウェア ソリューションの開発・供給会社として世界をリードするGMGは、各種の賞を獲得したマルチチャンネル プロファイル作成ソフトウェアGMG OpenColorのリリースを発表しました。GMG OpenColor 2.0.4の主要機能は、他のアプリケーションへのエクスポートが可能な分解プロファイルを作成できることです。また、その後直ぐにGMG OpenColor 2.0.5をリリースすることで、GMGのプルーフィング ソリューションであるドットプルーフ プロファイルに対応することができます。

印刷技術の多様性やスポットカラー・印刷基板・インキ数は、プルーフの色再現にとって多くの課題があります。特に、印刷基板とインキやインキ同士の相互作用によるオーバープリントの挙動が、問題を引き起こしています。プルーフ出力を単純化するためにGMG OpenColorは高精度のプロファイルを作成し、自動的にプロファイルをGMG ColorProofに転送します。GMG OpenColorは革新的なオーバープリント色予測機能により、PIA InterTech™技術賞、FTA (Flexographic Technical Association) 技術革新賞、ERA (European Rotogravure Association) 技術革新賞等、各種の賞を獲得してきました。

今までOpenColorのプロファイルは、GMG ColorProofでプルーフを作成することに限定されていました。しかし、GMGはGMG OpenColorのユーザー要望に応えて、各種の環境(GMG ColorServer、パッケージ エディタ、Adobe Photoshop)で使用可能な分解プロファイルを提供します。例えば、GMG ColorServerユーザーはOpenColor分解プロファイルを使用して、RGB/CMYK画像をCMYKに変換するための更に洗練されたプロファイルを使用することができます。

OpenColorプロファイルのデスクトップ ソフトウェアへのエクスポート

GMGは同時に、分解プロファイルを直接Adobe Photoshopにインポート可能な独創的なプラグイン(GMG ColorPlugin)を開発しました。これにより、Photoshopユーザーはサーバ環境ではなくデスクトップ環境で、再分解や Ink Optimizationプロファイルを含むGMGのMX4色分割技術を活用することができます。

GMG ColorPluginには、「GMG ColorPlugin Standard」と「GMG ColorPlugin Pro」の2種類のエディションがあります。GMG ColorPlugin Standardは、業界標準のRGB-CMYKとCMYK-CMYKの色空間に対応しています。GMG ColorPlugin Proは、多様な印刷方式や印刷基板の色再現(目標色空間)への色合わせを可能とするためのプロファイル、即ちOpenColor 2.0.4で作成されたプロファイルと既存のColorServer (ProfileEditor) で作成されたプロファイルを使用することができます。また、5月にリリース予定の「GMG ColorPlugin Packaging」では、色チャンネルの削除・最小ドットの調整とプレビュー・OpenColorスポットカラー プロファイルの活用等、新たな機能を提供する予定です。

パッケージ製作システムへの統合

パッケージにはプロセスカラーと多くのスポットカラーが使用されています。パッケージ製作システムにGMG OpenColor 2.0.4を統合することにより、最も正確な色分解プロファイルを提供することができます。GMGとハイブリッド ソフトウェア社は、GMG OpenColor色分解プロファイル技術がハイブリッド ソフトウェア社のラベル・パッケージ用エディタPACKZで利用可能であることを発表しました。これにより、最も正確な変換を保証するため、PACKZ PDFエディタ内で色分解プロファイルを使用して色変換を行うことができます。インキ数の変更やブランドカラーの一貫した色再現が必要な場合、この機能は特に有効です。

ドットプルーフ用プルーフ プロファイル

5月にリリース予定のGMG OpenColor 2.0.5では、GMG DotProofやGMG FlexoProofで使用するドットプルーフ用プルーフ プロファイルを使用することができます。網点プルーフのメリットを活かしてオーバープリント結果を確認する場合、この機能は特に有効です。

GMGのプロダクトマネージャPaul Barnes氏は次のように述べています。「GMG OpenColorは世界中で使用されており、ユーザーはOpenColorプロファイルの品質と作成の容易さ対して非常に注目しています。また、プロファイルは非常に正確であるため、各種環境下でもプロファイルが使用できるようにGMGに要求しています。パッケージ製作システムでのOpenColorプロファイルの使用は、自然な成り行きです。ユーザーは、製版工程でPhotoshopを使用した画像編集において、この機能の良さに気付くでしょう。

GMGはdrupaにおいて、自社ブース(Hall 8A B10)および「drupa innovation park (Hall 7 B15)」において当該製品を含む他の革新的製品を展示します。
詳しくは次のwebをご覧下さい。
http://www.gmgcolor.com/products/opencolor/
http://www.gmgcolor.com/products/colorplugin/



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