GMGジャパン、GMG ColorProof / DotProof / FlexoProof バージョン5.7を販売開始

GMG東京（2015年11月4日発行） –ハイエンド カラーマネージメント ソフトウエア ソリュ ーションの開発・供給会社として世界をリードするGMGはインクジェットプルーフ用ソフトウェ ア、GMG ColorProof / DotProof / FlexoProofの最新バージョン5.7の販売を開始いたしました。
V5.7で追加された機能は以下の通りです。

【GMG ColorProof 5.7 – 新機能】
1. PSO coated v3 (FOGRA51)、PSO Uncoated v3 (FOGRA52)対応プルーフ スタンダード - ISO 12647-2:2013準拠
最新版ISO ISO 12647-2:2013では新たなペーパークラスのTVIカーブが追加され、改訂されたパラメータを基に作成したキャラクタライゼーション データがPSO coated v3 (FOGRA51)とPSO Uncoated v3 (FOGRA52)となっている。
ColorProof 5.7.0において、PSO coated v3とPSO Uncoated v3のキャラクタライゼーション データを基にしたプルーフ スタンダードは、下記のプリンタ/メディアの組合せで対応されている。


2. プルーフ スタンダード新規追加：Gracol 2013 coated/uncoated、SWOP 2013 C3/SWOP 2015 C5
最新のM1 US参照プロファイルは、GMGプルーフィング サブストレート（OBA有り/無し共）用として含まれている。


3. GMG Semimatte 250 OBA用ISOcoated v2/PSO LWC Improved 45L
規格化された光源でのOBA依存性により、GMGはOBAが含まれた用紙で印刷された標準色をシミュレーションするため、OBA を含むプルーフィング メディアを使用することを推奨する。これにより、最適観測条件でなくてもプルーフと印刷物の視覚的色味を改善することができる。


4. 改良されたキャリブレーション セット - Epson x900内蔵測色装置Spectroproofer ILS30
ColorProof 5.7.0は、内蔵測色装置Spectroproofer ILS30用に新たなキャリブレーション セットに対応した。このキャリブレーション セットによりプリンタの色空間は拡大され、キャリブレーション処理の最適化とチャート検証結果の改良を実現した。

内蔵測色装置Spectroproofer ILS30用新キャリブレーション セットは、以下の組合せで使用可能
• GMG ProofPaper semimatte 250 – 10c – 720x1440 uni-dir/bi-dir
• GMG ProofPaper semimatte light – 10c – 720x1440 uni-dir/bi-dir
• GMG ProofPaper gloss 250 – 10c – 720x1440 uni-dir/bi-dir

新キャリブレーション セットの色空間は変更されていないので、プルーフ上で視覚的差異はない。
現状のキャリブレーション セットは、ColorProof 5.7へのアップデート時に自動的に差し替えられる。手動変更は不要。キャリブレーション セット変更後、プリンタは「not calibrated」状態に切り替わるので、V5.7にアップデート後にキャリブレーションを行うこと。


5. キャリブレーション セットとプルーフ スタンダード測色条件M0/M1/M2の自動切り替え
ColorProofは使用されているGMG CalibrationSetやGMG ProofStandardの測色条件をチェックし、測色モードを切換える。測色条件はキャリブレーション セットとプルーフ スタンダード内に既に存在しているため、ColorProofアップデート後直ちに自動切り替えが行われる。既存の設定を変更す る必要はない。

ColorProof 5.7では、V5.6のようにM0とM1を手動で切り替える必要はない。

例：GMG semimatte 250とSpectroproofer ILS30を使用したEpson x900で、インライン検証にProofStandards ISO39をプリントした場合、キャリブレーションはM1で行われた後、ColorProofはProofControl-Inline検証のためにM0 に切換える。


6. Spectroprooferのインライン コントロールストリップの自動切り替え (Epson x900 – Spectroproofer ILS20とILS30)
プリンタの測色装置情報を基に、ColorProofはSpectroproofer ILS20/ILS30用コントロールストリップの自動切り替えを行う。リモートプルーフィングの場合、送り手側のシステムがリモートサイトと異なる Spectroprooferを使用することができることを意味する。ColorProofは正しいコントロールストリップの自 動切り替えができるため、ILS20用にエクスポートされたジョブがILS30のシステムにインポートすることができる。これに より、ILS20とILS30用Spectroprooferを使用したプルーフシステム間でロードバランス機能を使用すること ができる。この機能は自動的に行われるため、設定の変更を手動で行う必要はない。


7. Roland VersaCAMM VS-iシリーズ プリンタ(VS-300i、VS, 540i、VS-640i)のサポート – 有償モジュール
（詳細は、Rolandのウエッブサイトを参照）


8. Supported OS
Windows 10 >、 Windows8.1 、 Windows8 、 Windows7

以上